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深呼吸したくなる大好きな木と緑に包まれた家

埼玉県さいたま市

深呼吸したくなる大好きな木と緑に包まれた家

営業・設計二人体制で、お施主様と二人三脚で歩んできた家づくりが、カタチになりました。

梁の杉や、壁面にしつらえたウエスタンレッドシダーにタモ材を採用した床。
全て天然の木で仕上がっています。

UA値0.45w/㎡k、C値0.4c㎡/㎡、許容応力度計算による耐震等級3を取得した木の家。

木の家がいいな、木の家ってどんな風に出来上がるんだろう。
そんなお住まいをご検討の方、ぜひ最後までご覧ください。

建物面積
1F:67.48㎡/2F:48.02㎡
延床面積
115.50㎡
敷地面積
188.86㎡(57.13坪)
建築年月
2021年5月

道路側(北側)から見た外観

『緑色』が大好きなお施主様。
そんなお施主様と一緒に、数ある外壁の中から一緒に選んだこの色。
大好きな緑に包まれて、とても印象的なお家が完成しました。

三角屋根が2つに重なった外観は可愛らしくもあり、どっしりとした重厚感もプラスしました。

 

開放感のある玄関

この家の玄関は、リビングのすぐ脇にあります。
リビングと玄関をゆるやかに仕切る格子からは、リビングのあたたかい光がこぼれます。

そして、階段の窓から落ちてくる光と合わさって、玄関ホールがふんわり明るくなり、開放感のあるスペースとなりました。

 

玄関ホールから見たLDKの格子

ドアの脇にあるのは、玄関ドアのカギや車のカギをぱっと置くための、大工造作カウンターです。
高さも奥行きも、お施主様の使い勝手に合わせて設計しました。

これがあるだけで、あれ?カギどこ置いたっけ?という、日常のちょっとしたストレスが解消出来そうですね。

 

玄関ホールから見た階段

階段は、6段目までスチール手摺で造作しました。
スッキリとした印象でシャープに納めて、空間が広々と感じる玄関ホールとなりました。

 

和室からリビングまでそれぞれの居場所が見渡せる空間に

床は少し荒い木目が印象的な無垢のタモ材。
色の濃淡が独特なレッドシダーは壁面に。
天井に見える家を支える大きな梁は天然の杉。

家族が集まる大切な場所は、天井や壁、床に無垢の木をふんだんに使い、居心地のいい空間に。

そして、家族がそれぞれの場所で好きなことをしていても、お互いの姿が視線の片隅に入るLDK空間。
つかず離れずの距離感が、家族が集まるLDKをより居心地をよくしてくれます。

昭栄建設の家づくりは、人の動線だけではなく、家族が寄り添える空間づくりを大切にしています。
動線だけじゃなく家族の視線を考えた設計

 

青空をゆっくり眺められる吹き抜け

リビング空間には、6帖の大きな吹き抜け。
吹き抜けにある大きな窓から見える澄み渡った青空は、まるで縁どられた絵画のよう。

さらに、LDKでふんだんに使っている無垢の木の香りが、森林にたたずむコテージにいるような気分にさせてくれます。
日常の中にいながらも、非日常空間を味わうことができるとっておきの空間です。

 

急な来客も安心な小上がり和室

キッチン・ダイニングの奥には、一段上がった4.5帖の和室。

リビングの床から30cm高くすることによって、床下を無駄なく引き出し収納として利用することができます。
その分天井が低くなりますが、シナベニヤ目透し張りとダウンライトですっきりと納めたので、低さを感じさせません。
座って過ごす和室にはちょうどいい高さかもしれませんね。

ちなみに、ベンチのようにちょっと腰かけるにもちょうどいい高さです。

天井に埋め込まれているロールスクリーンカーテンをおろせば、あっという間にLDK空間と区切られた部屋に大変身。
普段はLDK空間とつなげて広々使えますが、急な宿泊にもさっと対応でき、安心です。

 

寝室は一日の疲れを癒し、ゆっくりくつろぐ

寝室の床材は、足ざわりが柔らかくぬくもりのある杉材を採用。
杉材は、白身と赤身のコントラストが美しく、1階のLDK空間とはまた違った木の香りを楽しめます。

ベッドサイドは、落ち着いたブルーの色味のアクセントクロスを採用し、カーテンも部屋の色味に合せてトータルコーディネートされました。
小さな工夫が、一日の疲れを癒す落ち着いた寝室を作り上げています。

 

お施主様の要望に合せて造った大工さん造作カウンター

『家事を少しでも楽にしたい』
初めて家づくりのご要望をお聞きした時から、家づくりの一つの軸となっていました。

その中でも特に
『洗濯の動線を短くしたい』
というご要望から、『洗う→乾かす→畳む・アイロンをかける』といった作業を洗面室に集約。
洗濯物を乾燥機から取り出したら、すぐ畳んだり、アイロンをかけることが出来るようにカウンターを造作することに。

設計の脇坂とともに、打ち合わせ時に奥様に立っていただきメジャーで採寸しながら高さを確認。
お施主様にもカウンター下に仕舞いたい収納家具を採寸していただき、スイッチの位置などを検討しながら高さを決定しました。

そして、お打合せを重ねた図面を大工さんの手で形にします。
お施主様の暮らしに合せた家づくりを形にすること、これが家づくりの喜びです。