昭栄建設のこだわり
木と自然素材MATERIAL
私たちの木の家づくりには、ひとつのポリシーがあります。それは「住まい手の皆様が、心から快適だと思える木の使い方」が必要だということ。「ふと気がつけば、木のやさしさに包まれていた」というちょうどいい居心地の良さが、飽きの来ない木の家づくりの秘訣です。そんな「木ごころあふれる家づくり」のヒミツをご紹介します。
木ごころあふれる家づくりの4つのPOINT
POINT 01選び抜かれた杉「八溝材(やみぞざい)」
構造材には「八溝材」という茨城県と福島県の県境にある八溝山系で採れた木を採用しています。
寒い地域で育つため年輪が非常に細かく高品質な木材です。この木材を中温乾燥方式で、ゆっくり乾燥させる事により、杉の色味を失うことなく乾燥させることが可能です。品質管理が徹底されたJAS認定工場での製材なので、含水率が20%以下で安定した木材といえます。”木ごころあふれる家づくり”の実現のために、全国の木材を比較検討し、実際にスタッフが現地に足を運んで八溝材の採用を決めました。
POINT 0240%前後の“木視率”が安らぎを与える
木視率(もくしりつ)とは目に見える木の割合のことです。木視率が高い方が自然を感じ安らぐのかと思いきや、むしろうるさく感じてしまうのです。埼玉大学の調査でも、木視率が40%前後の時がもっとも調和された印象を与え、何年経っても清潔感が保たれた印象を受けるというデータが出ています。
(参考:学校校舎における木材利用の現実)
昭栄建設の注文住宅ではこの木視率にこだわり、視界に入った時に見える木の割合を床や梁など40%前後に抑える「木づかい」をしています。家を建てられたお客様から「なんとなく落ち着くんです」というご感想をいただくことが一番の褒め言葉です。
POINT 03落ち着くヒミツは“ほのかな木の香り”
玄関をあけた時の「木の香り」にもこだわっています。木の香りというのは意外と自己主張が激しいもの。
度が過ぎるとやはりうるさく感じてしまいます。そこで私たちは、ふとした時に感じる「ほのかな木の香り」を大切にしています。山で伐採された木を住宅建材用に乾燥させる乾燥方法によって、香りそのものが大きく変わってくるのです。先程ご紹介した中温乾燥という乾燥方法式が、上品で飽きのこない「ほのかな木の香り」をつくるヒミツなのです。
POINT 04心地いい“無垢材フローリング”
一般的に床材として使用されるフローリングは、「合板フローリング」という合板の表面に木目調のシートやスライスした木のシートを貼り付けたもので、正確には木とはいえません。汚れに強いことや、傷つきにくいなどのメリットもありますが、無垢の木と比べると、冬は冷たく感じ足触りはあまりよくありません。私たちは、夏も冬も素足で過ごせる無垢材のフローリングをおすすめします。
無垢材は正真正銘の木そのもので、年月が経つほどに味わいが増し、経年美化していくのが魅力の一つです。木なので傷つきますが、ついた傷も、家と共に成長した家族の足跡、そんな風に愛着を持っていただける材料だと思っています。